輸入博で見る「1億年前の世界」、白亜紀の琥珀が世界初公開

写真はCFPより

　上海開催の第6回中国国際輸入博覧会（輸入博）で6日、北欧の琥珀高級ジュエリーブランド「HONN Fine Jewelry」が初出展し、白亜紀トカゲを保存する琥珀を展示した。琥珀の中には恐竜時代の脊椎動物・爬虫類「白亜紀トカゲ」が保存されている。

　1億年前に1滴の樹脂が動植物を包み地下に埋もれ、杉の葉の赤色、捕獲しようとするトカゲの姿勢、完全な蜘蛛のグループを留めた。これらは現在、芸術品として第6回輸入博の展示ブースに上がり、1億年前のエピソードを静かに物語る。

　HONNは1億年以上前の白亜紀の、653点の貴重な琥珀収蔵品をもたらした。これらはいずれも世界初公開だ。Honnストックホルム事業責任者によると、うち9点は非常に珍しい貴重品だ。「ほぼすべての琥珀が博物館で展示できるレベルだ。輸入博の後、これらの展示品が再び同時にお披露目されることはなかなかないだろう」