3日、月探査機「嫦娥6号」を搭載し、文昌宇宙発射場から打ち上げられた運搬ロケット「長征5号遥8」。(文昌=新華社記者/張麗蕓)
中国は3日午後5時27分(日本時間同6時27分)、月探査機「嫦娥6号」を搭載した運搬ロケット「長征5号遥8」を海南省の文昌宇宙発射場から打ち上げた。嫦娥6号は月遷移軌道に投入され、打ち上げは無事成功、世界で初めてとなる月の裏側から試料を採取し持ち帰る旅が始まった。月の裏側の南極付近にあるクレーター、エイトケン盆地に着陸し、試料を採取する予定となっている。
新華網日本語版 2024年5月4日