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japanese.china.org.cn |24. 06. 2024

「嫦娥5号」が持ち帰った月の土壌、70件超の研究成果が発表

タグ: 嫦娥5号 月の土壌
中国網日本語版  |  2024-06-24

中国科学院の科学研究者が、月の土壌のサンプルを使い実験を行った。新華社記者・金立旺撮影

中国科学院の科学研究者が、月の土壌のサンプルを使い実験を行った。新華社記者・金立旺撮影

月探査機「嫦娥6号」が間もなく地球に帰還する。人々は採取した月の土壌のサンプルに期待を膨らませている。嫦娥5号が月の土壌のサンプルを持ち帰ったが、その3年余りの研究の状況はどうなっているのだろうか。

国家航天局は国内の131の研究チームに7回に分け85.48グラムの科学研究サンプルを提供しており、70件以上の各分野の研究成果が国内外の重要学術誌に掲載された。月の土壌の研究により、月に関する多くの神秘が明らかになろうとしている。

・月の土壌のサンプルが形成された時代を測定したところ、月の火山活動の終了時期が約8億年遅くなった

・月面の水が形成された原因を研究したところ、太陽風が月に利用可能な水をもたらしたことが分かった

・月の土壌のヘリウム3の研究と抽出は、月のエネルギー開発に基礎科学データを提供した

・「嫦娥石」は、人類が月で発見した6種目の新鉱物だ

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月24日