「微笑」衛星がまもなく欧州に出発

11月4日、上海市にある中国科学院微小衛星革新研究院の組み立て工事で、「微笑」衛星の最終点検を行う科学研究者

中国科学院空間科学（2期）先導特別プロジェクトの太陽風・磁気圏相互作用パノラマイメージング衛星（SMILE、略称「微笑」衛星）は国内の全研究開発作業を終え、まもなく欧州に向けて出発し、欧州宇宙機関が研究開発を担当したペイロードと共同でフライトモデル集成とテストを実施する。衛星は2025年7月にフランス領ギアナのクールー発射場に運ばれ、2025年内に時機を見て打ち上げられる予定。

「微笑」衛星プロジェクトは中国と欧州宇宙機関が初めて任務レベルで全面的に協力する宇宙科学探査任務で、中国科学院空間科学（2期）先導特別プロジェクトの最終作でもある。

新華社記者金立旺撮影