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japanese.china.org.cn |27. 12. 2024

100万年前の「鄖県人」の頭蓋骨化石の復元頭像が初公開

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中国網日本語版  |  2024-12-27

12月26日、「鄖県人」1号と2号(右)の頭蓋骨化石を化学的に復元した頭像

約8年の研究を経て、中国の科学者は12月26日、武漢市にある湖北省博物館で「鄖県人」1号と2号の頭蓋骨化石を化学的に復元した頭像を初公開した。瞼が浮き出て鼻が大きく、毛髪が多いという特徴がある。2つの頭蓋骨は、100万年前に生活していた25歳から45歳の女性と男性。

湖北省の鄖県人頭蓋骨化石高精度スキャンと復元研究作業は2017年6月に始まり、湖北省博物館、山西大学、中国科学院古脊椎動物・古人類研究所、武漢大学、北京聯合大学など複数の科学研究機関の学科と分野が参与する業種を超えた化学研究チームが実施。

専門家によると、北京人、陝西藍田人、四川資陽人、安徽華龍洞人などの古代人類化石はいずれも復元作業が実施されたが、多くが保存状態が完璧でなく、大部分のパーツが欠けているため、完全に復元することはできていない。今回の「鄖県人」の頭蓋骨は学科を超えた総合研究を行い、古代人類化石の復元は高い参考価値がある。

新華社記者 肖芸九撮影

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月27日

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