広東省高明市の古椰貝塚遺跡

japanese.china.org.cn  |  2007-04-28

広東省高明市の古椰貝塚遺跡。時代:新石器時代後期
この遺跡は広東の高明市西北部に位置しており、西江から西へ1800m離れ、現存面積は約4万㎡で、新石器時代後期の珠江三角洲地域において、目下知られている限りでは保存状態が最も良く、情報量も豊富な、代表的な貝塚遺跡である…

タグ:2006年度中国十大考古学新発見 考古 広東省高明市 古椰貝塚遺跡

発信時間:2007-04-28 15:34:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
発掘現場
 

出土したモミを観察している著名な考古学者の麦英豪氏

 
嶺南地区で初めて発見された古い木器
 
ゾウ、イノシシなどの動物のものと見られる出土品
 

この遺跡は広東の高明市西北部に位置しており、西江から西へ1800m離れ、現存面積は約4万㎡で、新石器時代後期の珠江三角洲地域において、目下知られている限りでは保存状態が最も良く、情報量も豊富な、代表的な貝塚遺跡である。

今回の古椰貝塚遺跡の考古学的発掘による資料は、嶺南地区(現在の広東と広西の地を指す)の考古学研究における多くの空白部分を補充するものであり、歴史的大発見ともいえる意義を有している。新しい考古学的文化類型を発見しただけではなく、大量の植物の遺物、たとえばオリーブ、南酸棗、乾果類や瓜類の種など約20余りの品種も発見されている。この時代の当該地区の当時の環境と地形を復元するのに、確実で豊かな物証を提供したのである。同時に、出土した40粒ほどの炭化していないもみは、嶺南地区の史前遺跡の中では初めて発見されたものであり、嶺南の稲作の起源を研究する際の貴重な資料である。他に、大量の加工され使用された痕跡のある木製器も、嶺南において初発見された。大きな貝殻の中に、小さな貝殻が層をなしているのもしばしば見られ、このことにより古椰遺跡は、さらに素朴で神秘的で、重要視されるものとなっている。

中国考古学会の徐蘋芳理事長のコメント:

貝塚遺跡は以前にも発見されているが、今回の発掘は貝類に限られていない。特にさまざまな動物・植物の考古学的材料を採集でき、貝塚タイプにおいても新しい発見があった。

 「チャイナネット」2007年4月
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