上海で最も古く(242年建立)、最も大きな古刹。市の南部の竜華鎮に位置する。「竜華晩鐘」と呼ばれる鐘が有名で、その音は遠くまで鳴り響く。かつての「滬上八景」のひとつだ。
残念なことに、「竜華晩鐘」は明末、戦火に焼かれてしまったため、現在使われているのは清の光緒年間(1875~1908年)に造られた銅の鐘(高さ約2メートル、直径1.3メートル、重さ5トン)。毎年大晦日には、除夜の鐘を鳴らすイベントが催される。また、旧暦3月3日には300年以上の歴史がある「竜華廟会」(縁日)が開かれ、日本や東南アジアからたくさんの参拝客が訪れる。
開館時間:7時~16時 交通:路線バス73、87、104路
「人民中国」より 2009年3月18日