淮海路は南京路の南に位置する。もとの名を「霞飛路」といい、20世紀初頭はフランスの租界だった。全長6キロで、広くまっすぐな道路の両側には、アオギリの木が植えられ、コンチネンタルな風情をかもしだしている。通りの路地裏には新式の里弄(上海の典型的な横町)が建設され、中洋折衷で各地の人が雑居するエリアとなっている。
現在は中・高級商品を販売する店舗が多い。美美百貨(MaisonMode)や華亭伊勢丹などには世界各地のブランド品が集結する。パリのシャンゼリゼ通り、ニューヨークの五番街、東京の銀座に匹敵する有名な商業街だ。
交通:地下鉄1号線「黄陂南路」「陝西南路」駅
路線バス42、24、911路
「人民中国」より 2009年3月18日