2010年中国上海万国博覧会(上海万博)の台湾地区での入場券販売が6日、正式にスタートした。台湾の「中国旅行社」がチケット関連業務の指定代理業者となっている。「上海証券報」が伝えた。
上海万博事務協調局の陳先進副局長は台湾住民に向けて、「皆さんを歓迎します。2010年に上海で、黄浦江周辺で会いましょう。海峡両岸がともに努力することにより、上海万博が大陸・台湾間の友情や協力の新たなプラットフォームになることを信じます」との心からのメッセージを発信している。
陳副局長によると、上海万博は「より良い都市、より良い生活」がテーマで、今回は初めて「ベストシティ実践区」を設置し、世界の代表的な都市に出展を呼びかけて、生活の質の向上に向けた新しい取り組みや実践の模様などを紹介する予定だ。台北市が提起した「ワイヤレスブロードバンド都市」および「資源の全面的回収」の両プランは採用されることが決定した。また上海万博は国内・海外企業がイメージを樹立し、実力を示し、ビジネスチャンスをつかむためのまたとないチャンスでもある。台湾企業ではこれまでに震旦集団が企業館への出展を決めたほか、神達集団傘下の宇達電通公司が万博の市場開発計画に参与している。陳副局長は、より多くの台湾企業が上海万博に参加し、ともにビジネスチャンスをつかむことを歓迎するとしている。
上海万博では台湾からの来場者が80万潤オ100万人に上ることが予想される。(編集KS)
「人民網日本語版」2009年4月7日