上海ルーマニア館が着工
ルーマニア館のイメージ図
26日に開催された上海万博ルーマニア館の着工式によると、2010年に、青いリンゴに似た展覧館が、上海万博エリアに出現し、「エコ都市」の独特な魅力を表現する。ルーマニア議会議長のジョン・オーエナー氏、上海万博執行委員会専任副主任の鐘燕群氏が着工式を出席して挨拶した。ルーマニア外務省副国務秘書・ルーマニア展区総代表のナチ氏、駐中国ルーマニア大使のブチューラ氏、全国政協外事委員会委員の呂鳳鼎氏、上海市政協副秘書長の管維傭氏らが式に出席した。
ルーマニア議会議長のジョン・オーエナー氏が挨拶
上海万博執行委員会専任副主任の鐘燕群氏が挨拶
オーエナー氏は挨拶の中で、上海万博は歴史的に規模最大の万博で、ルーマニアの参加をとても光栄に思う。上海万博は、全世界が共に関心を持つテーマがある――「より良い都市・より良い生活」だ。ルーマニア館は生き生きと・震撼の視覚体験を持って、ルーマニアが、どのように都市化に挑戦し、美しい生活を作るかを表すと語った。
鐘氏によると、ルーマニアは「黒海の真珠」と呼ばれる。上海万博のルーマニア館は大型の青いリンゴとそっくりで、その独特な清々しいデザインは、必ず7000万人の見学者に忘れられない、美しい思い出をもたらす。上海万博組織者は、展覧・運営などの面で参展者にサービスを提供し・ルーマニアと共に努力し、成功した、素晴らしい、忘れがたい万博にするとした。
上海万博のルーマニア館の面積は2000平方メートルで、「エコ都市」をテーマに都市の歴史的文化遺産を展示し、ルーマニア人のより美しい生活に込めた知恵を展示する。ルーマニア館のリンゴそっくりの外観とシンボル文字の「GREENOPOLIS」は、健康的な生活様式の重要性、持続可能の理念に対する注目と近代社会の普遍的な問題についての知識による解決案を表すものである。
展示区以外に、ルーマニア館はまた文化展示区・フォーラム・レストランなどを設置する。見学者は、観光・展覧する以外に、ルーマニアの民族的特色のある文化公演と映画を鑑賞することができるだけでなく、優雅で心地良い環境の中で、正統的なルーマニアの美味しい食物を味わうことができる。その外、ルーマニア国家館デーは2010年7月27日となった。
上海万博のルーマニア館の建設契約調印式を開催
同日、ルーマニア館は上海中遠建設(集団)株式会社と建設契約を調印した。ジョン・オーエナー氏、上海万博中国政府総代表の華君鐸らが、契約調印式に出席した。
「上海万博公式サイト」より 2009年6月30日