米国商務省長官のゲイリー・フェイ・ロック氏(左から三人目)と中国商務部副部長の馬秀紅女史(右から二人目)、上海市常務副市長・万博執行委員会常務副主任の楊雄氏(右から三人目)、米国展示エリア総代表のヴィラリール氏(左から二人目)、在上海米国総領事のBeatrice Camp女史(左から一人目)と上海万博局長の洪浩氏(右から一人目)が、米国館を定礎
米国国家館が17日午前、上海万博会場で着工した。米国務長官のヒラリー・ローダム・クリントン女史が、「上海万博は世界各国が努力によって挙げた成果で、共同行動を通じて迎えるグローバル的な挑戦であり、国際協力により実現した進歩を代表する」という祝電を寄せた。
起工式前、上海市長の韓正氏が、起工式に来た米国商務省長官のゲイリー・フェイ・ロック氏と会見した。
韓氏は、中国2010年上海万博は大きな舞台であり、この舞台を通じて、中米双方は経済貿易、文化、科学技術などの分野での交流・協力を増進するものと信じる。5.28平方キロの万博会場において、米国国家館は敷地面積が最大の独立建設館の一つであり、来年、米国館が未来生活に向ける新理念を展示するものと期待している、と述べた。
ロック氏は「米国は中国2010年上海万博を非常に重視している。私も米国館の前期準備作業に参加した。万博は米中双方がクリーンエネルギー、再生エネルギーなどの分野での協力を促進する。米国国家館は米国が科学技術、サービス、ライフスタイルでの最新成果と理念を展示する。中国上海も世界に現代化した国際大都市の新しいイメージを展示する」と述べた。
米国館は上海万博会場のCゾーンにある。ロック氏と中国商務部副部長の馬秀紅女史、上海市常務副市長・万博執行委員会常務副主任の楊雄氏、米国展示エリア総代表のヴィラリール氏、在上海米国総領事のBeatrice Camp女史と上海万博局長の洪浩氏が、米国館を定礎した。
起工式で、ロック氏は中米両国が多くの分野で協力と交流を行い、米国館が両国間の関係をさらに深めると信じると語った。
楊氏は挨拶の中で、「上海万博組織者は、米国を含む各出展側に行き届いたサービスを提供する」と語った。
米国館は敷地面積が6000平方メートル、総投資額が約6100万ドルで、テーマは「2030年を祝う」ことだ。「持続発展可能・チームスピリット・健康生活・奮闘と成果」という四つの核心理念を示し、米国人の文化伝統と民族精神を展示する。
「上海万博公式サイト」より 2009年7月19日