一、復旦大学概要
復旦大学は長い歴史のある、国内外でも広く知られている名門大学で1905年に設立された。「復旦」の文字は中国の古書「尚書大伝・虞夏伝」の名句「日月光華、旦復旦兮」からきており、自分を向上させることを怠らないと言う意味がある。復旦大学は中国国家教育部の直轄指導を受ける国家重点建設大学の一つである。2000年、復旦大学は上海医科大学を合併して新しい復旦大学となった。
復旦大学は研究型の総合大学で学部学科の設置が完備しており、殆どの学科はその基盤がしっかりしている。復旦は人文、ジャーナリズム、国際関係と公共事務、法学、経済、管理、情報科学とエンジニアリング、技術科学と工程、生命科学、医学、薬学、公共衛生、看護学等の学院及び大学院、継続教育学院、ネットワーク学院、国際交流学院を持っている。現在43の学部、57の本科専攻、148の修士課程、103の博士課程、22の博士後期課程を設けている。その他、57の研究所、80の多学科研究センターと医療サービス、臨床教学、科学研究を一体化した中山、華山、腫瘍、産婦人科、眼科と耳鼻咽喉科、小児科、金山及び上海第五病院の八つの付属病院を持っている。全校学生数3万4千人余り、その中本科生は13000人、院生は8000人近く、そして外国人留学生が1800人余りいる。
復旦はハイレベルの教授陣を持っており、世界中に知られた造詣の深い老学者がいるかといえば各学科の優秀な青年先駆者も数多くいる。2500人の教学研究者の内、教授副教授は1300人余り、またその中には博士指導教授が500人近く、中国科学院と中国エンジニア院のアカデミー会員は22人もいる。
復旦大學はすでに国際的影響力をもつ学術中心となっており、国内外で活発な学術交流活動を展開している。復旦大學はハーバード大學、カリフォルニア州立大学バークレー分校、コーネル大學、早稲田大学など30以上の国と地域の200余りの大学及び科学研究機関と提携交流関係を結んだ。
復旦大學は敷地140ヘクタール、校舎面積100万平方メートル、固定資産は15億元を超え、100以上の実験室と数多くの大型先端機器が揃ってある。現在図書館蔵書数は430万冊、定期刊行物総数は25000種類を超える。
二、外国人留学生教育
復旦大学は外国人留学生の受け入れが中国でもっとも早い大学の一つで、1950年代から外国人留学生を受け入れ始めた。復旦大学は40年来世界100カ国以上の国や地域からの1万人にのぼる留学生を養成し、その中の多くは系統的な学習を終えて学士号、修士号、博士号を取得した。現在、毎年本校で勉強する長期留学生は1800名、そのおよそ半分は大学生と大学院生で、他は研修生と訪問学者である。その他、復旦大学は毎年600名以上の短期留学生も募集している。
復旦大学外国人留学生教育の特色は学科設置が完備していることである。現在復旦大学の文系、理工系、医学系のすべての学科が本科、修士、博士生及び各類別研修生を受け入れる。そして外国人留学生向けの「漢語言(対外)学科」を設けてすでに七期の卒業生を輩出した。また各レベルの中国語研修生を受け入れる外、中国学に興味を持つ外国人留学生のために中国文学、中国歴史、中国経済、中国法律などの研修課程を設置して中国社会経済、歴史、文化のいろんな分野の知識を留学生のニーズに合わせて系統的に紹介している。
留学生辦公室は復旦大學の外国人留学生の統括管理機関である。
三、募集と学制
1、本科生、学制4年或いは5年(学科は添付資料参照)
2、修士生、学制3年、MBAは2年或いは2年半(学科は毎年の復旦大学修士生募集専攻目録参照)
3、博士生、学制3年(学科は毎年の復旦大学博士生募集専攻目録参照)
以上すべての専攻の授業は中国語で行われる。所定期間満了で成績に合格した者には卒業証明書が発行され、「中華人民共和国学位条例」によって学士号が授与される。
4、普通進修生、学制は半年、1年長くて2年
A,復旦大学のあらゆる本科専攻を選択でき、中国人の学生と一緒に受講できる。
B,外国人留学生のために中国文学、中国歴史、中国経済、中国哲学、中国法律などの研修課程を設置している。
5、高級進修生(半年、一年)
修士、博士課程を選択し、復旦大学教授の指導のもとで一つの専攻について研修をする。
6、研究学者(研究期間は別途定める)
修士、博士課程を選択し、一つの専攻もしくは課題について中国教授と共同研究をするか、或いは中国教授の指導のもとで研究活動をする。
7、語言進修生(半年から二年)
国際交流学院は外国人留学生のために中国語研修課程を設置している。対外国人中国語専任教師が授業を担当し、中国語のヒヤリング、会話、朗読、作文のレベルアップを目標としている。学院は進修生の中国語のレベルに合わせて、入門、初、中、上級の八つのランクに分け、小クラスの教育を行っている。
以上の進修生は修了後修了証明書と成績証明書がもらえる。
四、入学条件と出願書類
募集対象 |
申請条件 |
出願書類 |
入学 |
入試 |
出願時間 |
本科生 |
中国高校卒業者に相当する学歴 |
A,高校以上の卒業証書(コピー) B,成績表 C,HSK6級証書のコピ ★漢語言(対外)は3級 |
9月 |
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3月―5月20日 |
修士生 |
1、中国大学卒業者に相当する学歴 2、MBA申請者は大卒後3年以上の職歴を要する。 |
A,大学卒業証書、学位証書(コピー) B,大学成績表 C,教授或副教授の推薦状二通 D,HSK6級証書(コピー) |
9月 |
6月下旬 |
3月―5月20日 |
博士生 |
中国大学修士課程終了者に相当する学歴 |
A,修士卒業証書、学位証書(コピー) B,修士成績表 C, 教授或副教授の推薦状二通 D,HSK6級証書(コピー) |
9月 |
6月下旬 |
3月―5月20日 |
普通進修生 |
中国高校卒業者に相当する学歴 |
A高校以上の卒業証書(コピー) B,成績表 C, HSK6級証書(コピー) |
9月 |
|
3月―6月20日 |
2月 |
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10月―12月20日 |
高級進修生 |
中国大学卒業者に相当する学歴 |
A,大学卒業証書、学位証書(コピー) B,成績表 C,詳細な進修計画書 D,HSK6級証書(コピー) |
9月 |
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3月―6月20日 |
2月 |
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10月―12月20日 |
研究学者 |
A,大学教授或副教授 B,学術研究機関の在職研究員 |
A,在職証明書 B,研究計画書 |
随時 |
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入学2ヶ月前 |
言語進修生 |
16歳以上 |
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9月 |
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3月―6月20日 |
2月 |
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10月―12月20日 |
1、日本語バージョンの学歴証明書と成績表は、必ず中文訳文、或いは英訳文の公証書を添付してください。
申請者全員は上記の書類に次の書類をまとめて提出してください。
a、入学申請表(所定様式)
b、パスポートのコピー(申請当時あれば)
c、申請料50米ドル或いは410元(現金、郵便送金可、トラベラーズチェック不可)
★ 書類が完備してない申請は受け付けません。 出願書類は入学許否を問わず一切返還しません。
2、本科希望者は本校が行う入試を受けるよう要求される場合がある。受験時間は別途知らせる。
3、修士、博士生希望の出願者は本校大学院の主催する入学試験を受けなければならない。合格者は正式に入学資格が与えられる。受験時間は別途知らせる。
※申請条件、出願時間などは状況によって変更される場合があります。詳細は留学生辦公室に尋ねるか或いは留学生辦公室のホームページをご参照ください。
五、申し込み方法及び入学と登録
中国と各国政府の間で結ばれた諒解協議をもとに本校への留学を希望する者(奨学金生)は、自国政府の関連部門を通して中国国家留学基金管理委員会に申請を提出してください。
大学間協議で交換学生として留学を希望する者は本人の在学中の大学の関連部門を通して申請してください。
本校への自費留学を希望する方(自費生)は直接復旦大学留学生辦公室招生部に申請してください。手順は次のとおりです。
1、申請者は復旦大学留学生辦公室招生部に「復旦大学外国留学生入学申請表」用紙を請求する。
2、申請表と関連書類、申請料を募集締切日までに復旦大学留学生辦公室招生部に提出する。
3、学校は書類の審査を終え、合格者に「録取通知書(入学許可書)」、「外国留学人員来華簽証申請表(JW202)」と「外国人体格検査記録」を発送する。
4、自国の公立病院或いは私立病院で「外国人体格検査記録」に書かれている項目の検査を行う。私立病院での検査結果は公証書が必要である。
5、新入生は「録取通知書(入学許可書)」、「外国留学人員来華簽証申請表(JW202)」と「外国人体格検査記録」を持参し、中国在外公館(大使館領事部、領事館)にてビザ(Xビザ或いはFビザ)の申請をする。
注意:JW202は中国在外公館に渡せず、入学するまで本人が持っていてください。
6、新入生は「録取通知書(入学許可書)」、「外国留学人員来華簽証申請表(JW202)」と「外国人体格検査記録」をもって指定した登録日に復旦大学にて登録手続きをする。理由なく登録日に登録手続きをしなかった場合は入学資格を取り消される。特別な事情で登録を延期せざるを得ない場合は事前に学校と連絡を取り、許可をもらわなくてはならない。
申し込み受け付け場所:
郵便番号:200433
中国上海邯鄲路220号
復旦大学留学生辦公室招生部
電話:86-21-65642258
86-21-65117628
FAX:86-21-65117298
E-mail:ices@fudan..edu.cn
ホームページ: http://www.fso.fudan.edu.cn
復旦大学の公式サイトにより
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年3月26日