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中国の船外活動用宇宙服(1)安全性に問題なし
発信時間: 2008-09-26 | チャイナネット

神舟7号では乗組員が国産の船外活動用宇宙服を着て初めての「宇宙遊泳」を行う。中国宇宙飛行士科学研究訓練センターの陳善広主任に話を聞いた。

■開発の難しさ

――船外活動服の開発では何をクリアする必要があったか。

船外活動服は今回の船外活動の焦点であり難点でもあった。乗組員は船外に出ると、ほぼ真空の環境で活動することになる。宇宙服は彼らの安全を保障し、視覚の安全を保障し、かつ自由自在に活動できるものでなければならない。われわれは4年足らずの時間で、これらの条件をクリアする船外活動服を開発せねばならず、難しい点は多かった。

■8年の任務を3年で達成

――開発の際の最大の難点は。

通常の開発には8年前後の時間を要すが、われわれは3年余りで必ず完成させなければならなかった。その難しさは想像がつくだろう。また、われわれは船内活動服を開発したことがあるだけで、技術基盤はまだ脆弱だった。船外活動服は事実上の小型飛行器であり、船内服とは本質的にかけ離れたものだ。

■安全性に問題なし 

――船外活動服の安全性は信頼できるのか。

宇宙飛行士の安全と船外活動服の信頼性に関わる仕事と実験において、われわれはいずれも専門家による厳しい確認とテストによる検証を行っているので、安全性には何の問題もない。(編集NA)

「人民網日本語版」 2008年09月26日

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