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宇宙飛行士は国産の船外宇宙服を着用
発信時間: 2008-09-26 | チャイナネット

「神舟7号」に搭乗している3人の宇宙飛行士の脈拍数は、遠隔観測により、打ち上げの時でも1分間70~90回と、健康状態は良好だ。これは打ち上げ作業が何の問題もなく成功したことを示している。

今回の「神舟7号」」の打ち上げでは、宇宙飛行士が国産の船外活動用の宇宙服「飛天」を着て活動する。船外宇宙服は繰り返し使うことができるが、帰還船の容積や重さの制限により、帰る時には手袋だけを持って帰還し、船外宇宙服は軌道船とともに大気層で燃焼し消失する。

120キロの重さの「飛天」は、中国が自主開発し、右側の腕には胡錦涛主席の筆跡「飛天」の字が、左側の腕には国旗が付けられ、主にアルミ合金を使って作られている。

飛行船が宇宙に打ち上げられた後、飛行士は「飛天」の入った包みを開け、再検査してからセットする。「飛天」を身に付けるのもとても複雑だという。

宇宙飛行士の船外活動は30分を予定しているが、この宇宙服は4時間の船外活動が出来るように設計されている。

「チャイナネット」2008/09/26

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