中国の有人宇宙船「神舟7号」の翟志剛宇宙飛行士は、27日午後4時43分、順調に軌道モジュールに出て、中国で初めてとなる宇宙での船外活動を開始した。翟志剛飛行士は宇宙飛行任務指揮センターに、「すでにモジュールから出ました。体の状態は良好です。全国の国民や世界中の人々にあいさつします。どうか心配しないでください。私たちは必ず任務を成し遂げます」と報告し、中国旗を振った。
そして軌道モジュールの外側に置かれた固定潤滑材料のテストサンプルを取り外し、軌道モジュールから上半身を出した劉伯明飛行士に渡した。午後4時58分、翟志剛飛行士は軌道モジュールに戻り船外活動は無事終了した。
「チャイナネット」2008年9月27日