中国有人宇宙飛行プロジェクト報道官の王兆耀氏は、27日の夜に行なわれた記者会見で、船外活動は中国有人飛行への次の目標を切り開いたと述べた。
船外活動は難度が高く危険性も高い。前ソ連の宇宙飛行士は、43年前に初めて船外活動を行い、人類が宇宙を征服する重要な一里塚になった。その後、米国やロシアなど、多く国の飛行士が合わせて約300回の船外活動を行い、宇宙での多くの作業を完了した。
船外活動の技術は、宇宙飛行で最も基礎的な技術だが、有人飛行の発展においては、必ず乗越えなければならない技術である。
今回の飛行で飛行士は、国産の船外宇宙服を始めて着用した。これも中国の有人宇宙飛行における歴史的な突破であり、人類が宇宙事業に歩みだしたもう一つの進歩である。今回の船外活動は、中国の有人飛行事業の次の目標にとって望ましいスタートであり、有人宇宙飛行事業の長期的な発展の基礎を固めた。
「チャイナネット」2008/09/27