神舟7号のプロジェクトが終了した後、新たな宇宙飛行士の選抜が行われる。第2世代となる宇宙飛行士は、空軍パイロットの中から選ばれ、人数は14人以下という。中国有人宇宙飛行プロジェクト宇宙飛行士システムの総指揮・総設計師を務める陳善広氏がこのほど明らかにした。新華社が伝えた。
陳氏は次のように語った。
有人宇宙飛行プロジェクトのニーズから見ると、中国はまだ有人宇宙飛行の要となる技術でブレークスルーを目指す段階にあり、実験的なプロジェクトは少なく、宇宙飛行においても体験的・突破的な技術が主で、科学実験をついでに行う程度だ。このため、第2代宇宙飛行士候補の人数および、選抜範囲にはそれほど大きな変化はない。現在の経験に基づき、選ばれた空軍パイロットが宇宙飛行士となるまでには3~5年の時間が必要となる。有人宇宙飛行プロジェクトの発展にともない、今後の宇宙飛行士は空軍パイロット以外からも科学者から選ばれる可能性があり、選抜範囲は適度に拡大する可能性がある。しかし、女性宇宙飛行士を選ぶ計画は現在まだない。
「人民網日本語版」 2008年09月28日