中国の宇宙飛行士の宇宙食展覧会が7日、北京、上海、深セン、広州及び南寧など5都市で催された。これは中国最大の収蔵品チェーン店の「広天蔵品」が主催したもの。「宇宙食」は、宇宙で任務を遂行する時、あるいは地上に帰還して救援を待つ間に、宇宙飛行士が口にする食べ物のことであり、品質も栄養も、普通の食品をはるかに上回ったものである。
伝えられるところによると、中国は1970年代に宇宙食の開発に着手し、現在、すべての宇宙食の生産は、北京宇宙飛行医学工程研究院のスタッフが北京航天城で担当している。
今回お目見えした出品物は主に次の3種類。
1.取り合わせフルーツ。パイナップルや水蜜桃など新鮮な果物のジュースを搾り、冷凍して、銀紙で包んだもの。これらの長方形の「ゴム」のようなものを食べると、濃厚な果物の匂いがする。
2.宇宙アイスクリーム
3.牛肉の角煮
「チャイナネット」2008年10月9日