中国は5位 ユネスコが映画制作本数を発表

発信時間: 2009-05-06 | チャイナネット

ユネスコの統計研究所が5日に発表した調査によると、世界で映画の制作本数が多いのはインド、ナイジェリア、米国で、インドのボリウッドが2006年に製作した長編映画は1091本、ナイジェリア映画業界は872本、米国は485本だった。中国は330本で日本に次いで5位。

この調査では99カ国の統計データが集められ、データからは今まで通りインドが映画大国であることが明らかになった。そして2位のナイジェリア映画の爆発的な制作増加はひときわ注目を集めた。

ナイジェリアには正式な映画館がなく、約99%の映画が「家庭映画館」のような形で公開されている。また映画の制作が盛んな他の要素は、多くの言語で撮られている点で、映画の約56%はナイジェリア現地の言語、44%は英語で制作されているため、映画を輸出する際には非常に便利だ。

英語は世界で最も使われる映画の言語である。調査によると、2006年に世界では英語で作られた映画が36%に上るという。また米国映画の興行収入は世界の主導的地位にあり、インド映画は自国民に人気がある。

「チャイナネット」 2009年5月6日