「南京!南京!」の興行収入が1億元超

発信時間: 2009-05-21 | チャイナネット

配給元や映画館の情報では、3月から5月の春季の映画興行収入は去年より62%増え、総収入は10億元になると予想されている。その中で「南京!南京!」は1億元を超えた。

今年1月の春節期間中に際立っていた映画は、「レッドクリフPart2」や「クレージー・レーサー(瘋狂的賽車)」「喜羊羊と灰太狼」「遊龍戯鳳」などの国産映画だ。春季になると興行収入は1月より下がるが、昨年同期よりは62%増加した。3月から5月の興行収入のほとんどは海外映画で、「スラムドッグ$ミリオネア」「ドラゴンボール」「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」など、11本の海外映画の興行収入は合わせて6億元以上に上った。国産映画の「南京!南京!」は1億4000万元で、次に王家衛監督の「東邪西毒終極版」は3400万元だった。

新影聯映画館の高軍氏は、「4月22日に『南京!南京!』が公開されてか10日間で興行収入が1億元を上回った。この10年、4月に公開されて興行収入が1億元を上回った国産映画はなかったため、『南京!南京!』は国内映画界の人たちに希望を持たせた」と言うが、これは大規模な宣伝の結果であり、まだ投資分も回収しておらず商業的には成功したとはいえないと話す。

「チャイナネット」 2009年5月21日