第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールが米国テキサス州フォートワースで開催され、中国時間8日未明に深圳芸術学校の19歳の張昊辰さんと日本人の辻井伸行さんの優勝が決まった。このピアノコンクールは4年に一度開かれている国際的なコンクールで、中国人ピアニストが優勝したのは張昊辰さんが初めて。
19歳の張昊辰さん(右)と日本人の辻井伸行さん(中)が優勝
19歳の張昊辰さん
資料写真:張昊辰さん
上海出身の張昊辰さんは3歳からピアノを習い始め、5歳の時には上海音楽ホールで独奏会を開催。2001年、11歳で上海音楽学院付属小学校から深セン芸術学校に移り、第14回ショパン国際ピアノコンクールで優勝した李雲迪(ユンディ・リ)さんを指導した但昭義教授のもとで学んでいる。
「チャイナネット」 2009年6月9日