中央テレビが「新聞聯播」を大規模調整

発信時間: 2009-06-10 | チャイナネット

 中国人民大学新聞学院副院長、教授、博士課程指導教官の喩国明氏は、中央テレビが今月またはしばらく後に「新聞聯播」を含む多くのニュース番組を大規模に調整すると述べた。「これはここ十数年の中央テレビニュース番組で最大の調整となるだろう。」

 喩氏によると、テレビ番組の中で「新聞聯播」は最も政府色が強い、政府のイメージを担う番組で、中国の主な審美観や価値観を反映するものだが、従来は過度に厳粛でエネルギーに欠け、緊張しすぎる傾向があった。「羅京氏は『新聞聯播』のアナウンサーを立派に務めていたが、彼も大きな役割からのストレスを受けており、番組は気軽にしゃべったりしないよう要求していた。主流な価値観を代表する番組でもより一般に親しみやすくすることは可能だ。この改善は実際、既に現実化されており、中央テレビもこれを急務を見ている。」

 興味深い点として、広電総局(ラジオ映画テレビ総局)が先ごろ中央テレビに「新聞聯播」の評価システムを確立し、各界からの評価を受けるよう提案していたという情報がある。

 「人民網日本語版」2009年6月9日