第12回上海国際映画祭のポスター |
第12回上海国際映画祭が13日、上海大劇場で開幕式を開催した。今回の国際映画祭は会期9日で、16本の作品が「金爵賞」作品賞などの受賞を狙い、また9本が「アジア新人賞」を競う。今回の上海国際映画祭のコンペティション部門には79の国と地域から1270本の長編作品、45の国と地区から655本の短編作品と、合計1925本の応募があり、アジア地区の映画祭のコンペティション部門で史上最高を更新した。中国の何平監督の歴史戦争映画「麦田」がオープニング作品となった。
上海国際映画祭は1993年に創設され、中国国家ラジオ・映画・テレビ総局と上海市人民政府が主催し、上海市文化ラジオ映画局と上海文化ラジオ映画集団が共同で主催している。映画祭の創立翌年に国際映画制作者連盟から認可され、国際A類映画祭に分類されている。
毎年6月に開催される上海国際映画祭は、有名な権威ある国際的な審査委員会、話題の国際的なビッグスター、実力の強い応募作品、著名人のフォーラム、優れた上映作品などで多くの話題をさらい、世界の映画の祭典となり、国内外の専門メディアや一般大衆の注目を集めている。毎年上海国際映画祭に取材を申請するメディア記者は1000人以上にのぼり、映画祭の準備期間から関連報道が各大手テレビ局やラジオ、インターネット、新聞雑誌などで見られる。映画祭は毎年30万人以上の観客を集め、一般の参加度では世界の各主要映画祭ランキングで上位に入っている。
「人民網日本語版」2009年6月15日