米国の人気歌手、マイケル・ジャクソンさんが25日、心臓発作を起こし、ロサンゼルスの病院で死去した。
米紙「ロサンゼルス・タイムズ」（電子版）は現地の警察当局の話として、マイケル・ジャクソンさんが当日午後、心臓発作を起こして昏睡状態となり、カリフォルニア大学の医療センターに搬送されたが、まもなく医師が死亡を宣告したと報道した。享年50歳。
これまでマイケル・ジャクソンさんは皮膚がんにかかったと伝えられていた。
「キング・オブ・ポップ」の異名を誇るマイケル・ジャクソンさんは、エルヴィス・プレスリーの後、欧米の音楽界で最も影響力を持つミュージシャンとして知られていた。作詞・作曲・舞台制作・編曲・歌・ダンス・演奏など音楽全般で卓越した才能を発揮。現代のMTV（音楽番組）の先駆を切り、ポピュラー音楽を一躍大ヒットさせた。
アルバム「スリラー」は1億400万枚を売上げ、世界記録を打ち立てた（06年のギネスブック世界記録認定データより）。06年末の統計では、このアルバムの売上が世界で7億5千万枚を超え、「ギネス世界記録集」に収録。音楽史上初めて米国以外で億を超えるCDを売り上げたアーティストだ。06年ギネス世界記録から、「世界史上最も成功したアーティスト！世界で39のチャリティ基金を支援し、個人チャリティのギネス世界記録を保持する、世界で個人名義で最も多くのチャリティ事業に寄付した人物」として賞が送られた。
｢人民網日本語版｣2009年6月26日
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| マイケル・ジャクソンさんの母親は病院に到着 |
