メルボルン国際映画祭、中国語作品7作が参加辞退

発信時間: 2009-08-03 | チャイナネット

 

第58回メルボルン国際映画祭広報担当のアサ・ホルムズ氏は2日中国メディアに対し、今回参加が予定されていた中国語映画7作品が、同映画祭で民族分裂分子、ラビア・カーディル氏のドキュメンタリーフィルムを上映し、なおかつラビア・カーディル氏をオーストラリアに招くことに抗議するため、参加を取り止めたと発表した。

ホルムズ氏はさらに、香港、台湾の駐オーストラリア貿易弁事処が今回の映画祭のオフィシャルスポンサーから撤退したことを明らかにした。

中国人映画監督らは同映画祭への参加を取りやめた理由として、今回同映画祭がラビア・カーディル氏を紹介するドキュメンタリーフィルム「愛の10条件」を上映、さらにラビア・カーディル氏を今月8日の同フィルムの上映式典に招くことに抗議するためだと説明。

参加取りやめを決めた中国語映画には、大陸部の賈樟柯・監督の「河の上の愛情(Cry me a river)」、趙亮・監督の「陳情 (Petition)」、香港の唐暁白(エミリー・タン)・監督の「完美生活」、吉林省延辺朝鮮族の若者の生活を描いたドキュメンタリーフィルム「延辺口技(Yian bian box)」、香港の程孝澤(チェン・シャオズー)・監督の「渺渺(Miao Miao)」、香港の郭子健(デレク・クォック)・監督の「青苔」、および台湾の一部短編作品が含まれている。

「人民網日本語版」2009年8月3日