「建国大業」が米アカデミー賞にノミネートか

発信時間: 2009-08-14 | チャイナネット

2010年米アカデミー賞外国語映画賞のノミネート選考審査が進められており、注目を浴びていた「花の生涯~梅蘭芳~」が選考から外れ、「レッドクリフ」と公開前の「建国大業」への期待が高まっていることが明らかとなった。

映画「建国大業」

2010年米アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされる映画は、次の条件を満たさなければならない。台詞が英語でなく、2008年10月1日―2009年9月30日の間に公開され、映画館での上映日が7日を超える映画である。また、各国・地域から1本しかノミネートされない。現在、韓国ではウォンビン主演の映画「mother」、台湾からはレオン・ダイ(戴立忍)監督の「あなたなしでは生きていけない(不能没有你)」がノミネートされているが、大陸部と香港からは現時点で決まっていない。

「花の生涯~梅蘭芳~」はコストの高い映画だが、これまで各国際映画祭で賞を一つも手にできなかった。「花の生涯~梅蘭芳~」の落選が決まった後、ほかの2本の話題映画「レッドクリフ」と「建国大業」に熱い注目が集まっている。「レッドクリフ」には大陸部からも香港からも投資があったため、大陸部と香港のいずれも代表することが可能である。「レッドクリフ」の関係者は、「建国大業」などの話題映画との衝突を避けるため、香港映画として参加する可能性があるとしている。

チャン・ツィイーなど史上最多の人気俳優を集めた「建国大業」はまだ公開されていないが、その公開日はちょうど米アカデミー賞の規定条件を満たしているため、最も期待される映画となった。「建国大業」の関係者は、「まだ最終的には決まっていない。すべては中国映画グループ(中影集団)と指導者の決定に任せる」と話す。

「チャイナネット」 2009年8月14日