王菲がテレビドラマ「西遊記」に出演

発信時間: 2009-09-14 | チャイナネット

1億元をかけて製作されるリメイク版のテレビドラマ「西遊記」(50話)が、甘粛省蘭州市から200キロ離れた冶力関でロケを始めた。張紀中プロデューサーや張建亜監督、三蔵法師役の聶遠、孫悟空役の呉えつ、猪八戒役の臧金生、沙悟浄役の徐錦江などが次々と姿を現して注目を集める中、張紀中プロデューサーは女性スーパースターの王菲(フェイ・ウォン)が特別出演すると明らかにした。

クランクインの式典

張紀中プロデューサーはクランクインの式典で「王菲は誕生日パーティーで出演を承諾したが、観音菩薩を演じるかどうかについてはまだ決まっていない」と話す。

張紀中プロデューサー

「ロケは来年の5月まで続くため、一部の出演者はまだ決まっていない。それに一部ずつ撮影するため、時間の手配が必要だ」と、実力派俳優の孫海英や呂麗萍、尤勇、陳好などの出演は決まっているが、範氷氷や黄暁明、周迅とは今、交渉中だ。

新しい「西遊記」の最大の見所は、キャラクターの性格が変わる点だろう。例えば肌がきめ細くて臆病だった従来の三蔵法師は、仏性があり動揺しない落ち着いた性格に変わる。三蔵法師を演じる聶遠は「三蔵法師はそれほど妖怪を恐れないだろう。出家した人が何を恐れるというのだろうか。人物像に近づくために三蔵法師の冷静さを身につけたいと思っている」と話す。

「チャイナネット」 2009年9月14日