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江蘇、太湖流域の汚染排出権を有料に
発信時間: 2007-11-14 | チャイナネット

江蘇省はこのほど、太湖流域における主要な水質汚染物質の排出権を有料化する取り組みを試験的に行うと決定した。これによりこれまで無償で発行されていた汚染排出許可証が廃止され、排出権を購入する仕組みに変わることになる。

モデル事業の実施範囲は太湖流域の無錫市、常州市、蘇州市、鎮江市の丹陽県と句容県、南京市の高淳県などで、ここから汚染排出企業266社を重点監督コントロール対象に選んだ。

モデル事業実施プランによると、2008年から太湖流域で化学的酸素要求量(COD)に基づき汚染排出権の有料化モデル事業をスタートする。09年には流域でアンモニア窒素や総燐(T-P)の排出権有料化モデル事業をスタートし、太湖流域における市レベルの水質汚染物質排出権取引市場を構築する計画だ。

「人民網日本語版」2007年11月14日

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