国務院弁公庁はこのほど、国家級自然保護区リストに北京・百花山、河北省・茅荊バ、内蒙古自治区・大青山、黒竜江省・珍宝島湿地、福建省・君子峰、四川省・海子山など19カ所が新たに追加されたことを発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

自然保護区の建設は自然環境、自然資源、生物の多様性を保護していく上で効果的な方法で、経済社会が持続的に発展していく上で客観的な要求でもあり、人と自然の調和的な発展を促し、生態文明と環境友好型社会を建設していく上で重要な項目でもある。今回リストに追加された北京百花山など19カ所で生息する主な保護対象は典型性・稀少性・絶滅の危機性・代表性が高いため、中国にしかない品種資源の保護や、生態系の好循環の維持など多方面で重要な役割が期待される。

※茅荊バのバは土へんに「貝」の字

写真（１）：北京・百花山

写真（２）：黒竜江省・珍宝島湿地

写真（３）：内蒙古自治区・大青山

｢人民網日本語版｣2008年1月23日