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中国、林業生物質エネルギーを大々的に開発へ
発信時間: 2008-09-13 | チャイナネット

安徽省黄山市でこのほど、生物質エネルギー技術の利用に関する第2回シンポジウムが開かれ、国内の生物質エネルギー開発目標に占める林業関連の割合を2020年までに50%以上にする、との報告がなされた。

このため中国は、20年までに専用のエネルギー林を1300万ヘクタール育成し、年間600万トン近いバイオディーゼル・オイルを生産する原料と、総発電量1200万キロワットアワーに達する木質原料の提供を目指すことにしている。

林業生物質エネルギーの開発とは、工業化を利用して、油脂や木質繊維、食用できない果実の澱粉などが豊富な木の生物質材料を、液体バイオ・ディーゼルオイル、燃料アルコール、固体・液体型燃料など、様々なエネルギー製品に変えるというものである。

専門家は「中国では林業生物質エネルギーに利用できる原料はおよそ3億トンに達しており、標準石炭にして2億トンに相当する」と試算している。また、荒れた山と土地は5400万ヘクタール、さらにアルカリ性の土地や砂地が1億ヘクタール近くあり、これらの大部分は特定のエネルギー林の育成に適しているという。

「中国国際放送局 日本語部」より2008/09/13

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