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国家公園建設試行事業、生態保護と適度な観光開発を推進
発信時間: 2008-10-09 | チャイナネット

環境保護部と国家観光局は8日、中国初の国家公園建設試行事業として黒竜江省に湯旺河国家公園を建設すると発表した。湯旺河国家公園は小興安嶺の南麓に位置し、湯旺河原始森林区と湯旺河石林区を含む。独特な自然風景を備え、植被率は99.8%以上に達し、「チョウセンマツの故郷」の美称で知られる。生物の多様性に富み、保護・環境開発価値が高い。

環境保護部の万本太チーフエンジニアは「国家公園施行事業の主たる実施目的は、中国に国家公園の理念と管理モデルを導入すること。また、保護体制を改善するためでもある。全国の国家公園建設の規範化は、保護の有効性を高め、保護と開発のウィンウィンを適切に実現する上でプラスだ」と説明する。

環境保護部と国家観光局は今後、湯旺河国家公園に続き全国各地に施行事業地を指定。海外のノウハウも参考に中国の国情に合った国家公園建設・管理体制を研究するほか、関係部門と共に関係政策・法令・技術基準を制定する計画だ。

「人民網日本語版」 2008年10月09日

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