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中国農村での年産メタンガスは102億立方m |
発信時間: 2008-10-17 | チャイナネット |
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農業部科技教育局の王衍亮研究員 農業部報道事務室の記者会見が16日午後に行われ、農業部科学技術教育局の視察員である王衍亮研究員は、農業や農村の省エネや、排出削減の新しい進展を紹介した。 王衍亮研究員によると、農業部は2007年から農業や農村の省エネや排出削減作業の構想や目標、重点領域、重点技術のモデルを打ち出しており、省エネや排出削減に新しい進展があったと述べた。 (1) 農村でのメタンガスの迅速な発展 2007年までにメタンガスを使う農家は2650万戸に達した。年産メタンガスは102億立方メートルで、標準石炭に換算すると1600万トンになり、農民たちは130億元を節約できる。各種類のメタンガスプロジェクトは266万カ所になり、今年は中央と地方がより一層、農村へのメタンガス投入に力を入れ、450万戸の家庭がメタンガスを使用する予定だ。 (2) 茎の総合利用の安定的な推進 推計によると、小麦、トウモロコシ、水稲などの茎のある農作物の機械化で耕地に戻った面積は3億ムー(1ムーは6.667アール)に上った。農業や牧畜業のニーズを満足すると同時に、茎の気化や固体化、メタンガスなど、新たなエネルギーの利用を増やす。今年の目標は、農村に茎の気化所を200カ所、メタンガス使用の世帯を500万戸、メタンガスの供給所を3000カ所、固体化し成型する場所を50カ所に増やす。国務院は最近、「促進農作物茎資源総合利用の意見」を発表した。農業部や関係部門、地方は真剣に実行し、重点的に茎資源調査や企画編成、技術モデルの作業を行う。 (3) 生産生活の省エネ効果が顕著 漁船の省エネ技術と生産物を分け、油や石炭、電気を節約する農業機械を普及する。そして「保護性耕作発展計画」を実施して作業の順序を減らし、全国で保護性耕作など栽培技術を応用した面積を2億ムー以上にする。今年は薪や石炭を節約する世帯を1500万戸、省エネのオンドルにする世帯を100万戸、省エネのルストーブを利用する世帯を300万戸に押し広める。 (4) 循環農業建設での明らかな進展 全国では昨年、1200の県で肥料を施す調整を行い、技術員が農村で農民たちに科学的な肥料の施し方を指導した。今年は1861県でこの作業を展開することになっている。去年までに1000余りの農村クリーンプロジェクトのモデル村が建設され、茎、糞便、生活ゴミ、汚水などの有機廃棄物の処理利用率は90%以上になった。太湖、巣湖、三峡などの重点流域では、農業での汚染総合防止処理モデル区を作り、10の地区で循環農業のモデル建設を展開している。 「チャイナネット」2008年10月17日 |
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