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今後3年で北京は4900人の「生態移民」を実施
発信時間: 2008-10-20 | チャイナネット

北京では2003年から現在までに、生態環境の保護や改善を目的した「生態移民」で移住した人は9490人に上り、今後3年間に、4990人の移住を予定している。今、北京の山地の緑化率は70.49%に達し、2010年完工予定の北京・天津の風砂源整備工事は、2012年に延期されることになるだろう。

北京市での北京・天津の風砂源整備工事は、門頭溝、昌平など7つの県で2001年に始まった。工事は耕地を森林に戻す作業や「生態移民」、水源及び節水などを含んでいる。

今後3年間の計画では、それぞれ毎年2000人、2000人、900人の4990人が移住することになっている。

2000年から実施されている「生態移民」は、ある地域の特殊な環境の保護や回復のために行われるもので、自然環境が悪くなったり、貧困状態からの救済や自立を助ける条件がないことから、現地の住民を全て移住させている。

「チャイナネット」2008年10月20日

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