今後3年間、中国は各方面から1兆元以上の資金を集めて、環境保護に役立てる。

これは、周生賢環境保護部長が12日に行われた、中国環境と発展国際協力委員会の年次総会で明らかにしたものである。

周生賢環境保護部長は「国際金融危機に対応するため、中国政府はこのほど内需拡大に関する一連の措置を打ち出しており、その中で環境保護を強調した。この内需拡大のチャンスを生かして、環境保護に関連する産業を積極的に発展させ、中国経済の構造的な調整を行っていく」と述べた上で、「現在、まさに得がたい絶好の機会が訪れている。環境保護に関する産業の発展を内需拡大の重要な構成部分とするべきだ。新しいエネルギーと再生可能なエネルギーの開発、省エネ、節水、汚染防止などの産業を経済成長の新たな重点にしていく必要がある。環境保護産業の発展戦略、政策とシステムを健全化し、技術革新を推進し、投資を拡大して、多元的な産業投資環境を作り、環境サービス業を発展させていく必要がある。そのため、今後3年間、国家は各方面から1兆元以上の資金を集めて、環境保護に投入していく」と語った。

「中国国際放送局　日本語部」より2008年11月13日