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生態環境整備の強化を内需拡大の重要促進策に
発信時間: 2008-11-13 | チャイナネット

李克強副総理(中共中央政治局常務委員)は12日、「中国環境と発展国際協力委員会」の年次総会の開幕式に出席し、次のように述べた。

中国は引き続き環境保護を戦略的に抜きん出た位置に据え、生態環境整備の強化を内需拡大の重要政策とし、民生の改善と発展モデルの転換を促進し、安定した比較的速い経済成長を維持し、経済・社会の全面的に調和した持続的な発展を実現していく。

世界的な金融危機は1つの重大な試練ではあるが、積極的に対応し、能動的にモデルを転換し、力強く行動することで、経済構造の調整と発展モデルの転換を推進するプラスのチャンスに転化することもできる。生態環境整備の一層の強化は、内需を拡大し、新たな経済成長の軸を育成する重要な措置であると同時に、省エネ・排出削減を促進し、人々の生活を保障し、改善する効果的なルートでもある。内需拡大・成長促進と構造改善・産業のグレードアップを結びつけ、生態環境保護の取組を適切に強化しなければならない。

中国は世界最大の発展途上国であり、工業化と都市化の踏み込んだ発展の段階にあり、経済発展の大きな潜在力を備え、環境保護では非常に重い課題を背負っている。現在と今後の一定期間、中国は投入を一層強化し、都市部の汚染処理施設、重点流域の水質汚染対策事業、国家十大重点省エネ事業、重点防護林・天然林保護事業を加速する。技術の革新と普及を奨励し、省エネ・環境保護産業と循環型経済の発展を支援し、全民省エネ環境保護活動を踏み込んで展開して、環境保護面で絶えず新たな成果があるようにする。

「人民網日本語版」2008年11月13日

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