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台湾での送られたパンダ、セットメニューも登場
発信時間: 2009-02-16 | チャイナネット
 
 
 

風も穏やかでいい天気だった2月14日の台北市。台湾へ贈られた2頭のパンダ「団団」と「円円」は、初めてパンダ館の屋外で台湾の人たちと対面した。

「団団」と「円円」は屋外の環境にとても順応してとても喜んでいるようで、2頭が一斉にプールに入ると、観光客たちは「すごくかわいい」と笑いながら叫んでいた。

パンダの生活環境に沿って作られたパンダ館の屋外は、750平方メートル広さ。やわらかい芝生、日光をさえぎる木、滝、プール、よじ登る用具が作られている。

動物園の責任者は、「台湾の夏は4月から5月に始まる。その時には気温が25度を超えるため、パンダも体調を崩しやすい。そのため毎年11月から翌年の3月は屋外で日向ぼっこをさせ、夏は主に室内で展示し、室温は約22度に設定する」と話す。

「団団」と「円円」は今年4歳を迎えた。動物園によると2頭は最近、水遊びをするようになり、動きも活発だ。しかし食欲がないようで、13日はほとんど食べなかった。

また発情の兆しが出ているが、「団団」はまだ顕著には現れておらず、その兆しは来年だと予想されている。動物園の広報をつとめる金仕謙さんは、パンダは単独行動を好む動物で、発情期に入ると攻撃的になりやすいため、今後は2頭のパンダを徐々に分けて「別居」させる予定だと言う。

「団団」と「円円」が1月26日に公開されてから、動物園には33万人の観光客が訪れた。動物園は、屋外の展示でもう1度パンダブームが訪れると見込んでいる。

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