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甘粛省で今年初めての砂嵐
発信時間: 2009-02-20 | チャイナネット

 

砂嵐の日に凧をあげている子どもたち

砂嵐の日に凧をあげている子どもたち

マスクをつけた市民たち

甘粛省の蘭州センター気象台によると、甘粛省の金塔県で18日、今年初めての砂嵐が発生した。

甘粛省の河西地区は、中国でもよく知られた砂嵐の「発祥の地」だ。蘭州センター気象台の許東蓓首席予報員は、「東に移動した冷たい空気の影響で、甘粛省河西地区の一部は18日に雪を観測し、8メートルから13.8メートルの北西風が吹いた。敦煌市や高台県などは砂が舞い上がり、金塔県の視界距離は約900メートル。甘粛省では今年初めての砂嵐だった」と説明する。

甘粛省の隴南市、天水市、平涼市、慶陽市、定西市などでも今回の冷たい空気の影響で雪と雨が降り、干ばつによる被害は少し改善している。

蘭州地区気候センターの専門家である林紓氏は、「春は甘粛省で特によく砂嵐が発生する。最近の気温はとても高く雪解けも速い。また昨年から雨が少なく乾燥しているため砂嵐が発生しやすい。甘粛省河西など砂嵐が発生しやすい地域では、砂嵐の被害を防ぐために速めに措置を取る必要がある」と注意を呼びかけている。

気象衛星の19日午前10時58分の観測では、内モンゴルの境内約5万7000平方メートルの地域で砂嵐が発生し、河北省の北部も砂嵐が見られた。

「チャイナネット」2009年2月20日

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