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青海省、三江源の生態系保護の目標
発信時間: 2009-03-09 | チャイナネット

 

青海省の省長で全人代代表の宋秀岩氏

 

青海省の省長で全人代代表の宋秀岩氏は、三江源地域の経済発展や生態保護について、「三江源の生態系保護建設工程は国務院が2005年に批准し、75億元を投資した生態保護プロジェクトで、この生態環境試験区では5つの目標を考えている」と答えた。5つの目標は次の通り。

1. 生態環境保護を基礎に、人と自然の調和を実現し、最終的に高原生態の安全な壁を作る。主としては、引き続き三江源自然保護区の生態保護と建設プロジェクトをきちんと行い、人工雨で河川の水量を増やすなどのハイテク技術のプロジェクトも含まれる。またネズミの駆除や「黒土灘」と呼ばれる荒地の整備する。こうした一連のプロジェクトを実施することで、三江源の生態環境は必ず修復できるだろう。

2. 積極的に生態経済を発展させ、保護と発展のウィンウィンを実現する。それは環境保護地域の広い面積は牧草資源で、5億ムー(1ムーは6.667アール)の牧草地帯の80%は、三江源地域に集中している。そのためどのように科学的に草原資源を利用するかが、生態保護にとっては重要だ。もし科学的に利用しない場合には悪化するため、生態牧畜業を打ち出している。また三江源の非常に美しい自然で生態観光業を発展させ、中・高収入層をひきつける。

3. インフラ施設の強化に力を入れ、基本的な公共サービスの均一化を実現する。三江源実験区は生態を保護しなければならないが、地元の人たちが全国の人たちと同じ公共サービスを受けられるように、地方のインフラ整備を強化し、衛生や文化、スポーツなど基本の公共サービスで、全国の人たちと同じレベルのサービスを受けられるようにする。

4. 生態補償メカニズムを建設し、牧畜民の生活レベルの向上を促進する。現在、国も積極的に対策を講じている。

5. 社会管理とサービスレベルを向上させ、地域の調和と安定を実現する。実験区の政府サービスや管理のレベル強化で、地方の生態保護や民族の団結、社会の安定が実現することを願っている。

「チャイナネット」2009年3月9日

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