中国環境保護部の周生賢部長は14日、「今年もなお各地は、内需拡大と成長維持を口実にした盲目的な投資を厳格に防止する。また新しい高いエネルギー消費やひどい汚染、低レベルの重複建設を防止し、積極的に環境リスクを防備。大衆の健康をおびやかし、持続可能な発展に影響する環境問題を解決して、安定し比較的速い経済の発展を促進するために、強力な環境法の保障を提供する」と述べた。
14日に中国環境保護部、発展改革委員会、監察部、司法部、住宅都市・農村建設部、工商総局、安全監管総局と、国家電力監管委員会はテレビ電話会議を開き、周生賢部長は以下のように述べた。
「中国経済の成長速度が引き続き低下している中で、一部の業種は生産能力が過剰になり、ある企業は経営困難に陥っている。そして汚染防止施設を停止し、ひそかに汚染物質を排出し川に垂れ流している。環境法の執行は、困難さと圧力が明らかに大きくなっており、大衆の健康を脅かす突発的な環境事例の発生率は依然として高い」
「今年も環境法の執行力を高める。今年の重点活動は、エネルギーの消費が高く、ひどい汚染をもたらし、資源を消費する業種を厳しく管理し、鋼鉄とヒ素に関連する業種の専門検査を集中的に展開する。また飲用水の水源保護区の整備を強化し、引き続き環境保護の監督や視察を行う。都市の汚水処理場やゴミ処理場の環境法違反問題を着実に整え、汚染防止施設の排出削減効果や利益を適切に展開する」
「チャイナネット」2009年4月15日 |