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G8環境相会合、中国は継続して国際協力を推進
発信時間: 2009-04-24 | チャイナネット

イタリア南部のシチリア島シラクサでは22日、気候変動と生物の多様性などを主な議題に、主要8カ国(G8)環境相会合が開催され、中国、インド、ブラジル、メキシコ、インドネシア、南アフリカ、オーストラリア、韓国、エジプトなど国の代表も会議に参加した。会合は24日まで。

この会合に出席した中国代表は23日、中国は引き続き国際協力に努力し、『国連気候変動枠組条約』や『京都議定書』を原則に、コペンハーゲン会議で収めた積極的な成果のために、世界の気候保護に新たな貢献を行うと述べた。

中国代表団団長で国家発展改革委員会対応気候変化局の蘇偉局長は、「気候変動問題は人類の持続可能な発展が直面している厳しい挑戦であり、国際社会の関心の中心でもある。中国は気候変動の問題を高度に重視し、すでに一連の気候変動に対応する政策や措置を採って、地球の気候変動にたゆまない努力や積極な貢献を行ってきた。また中国は人類や未来に強く責任を負うという態度で、中国の国情と合わせて気候変動に対応する各項目の活動を継続して行い、気候変動への対応能力をさらに高める」と語り、続けてこう指摘した。

「先進国の今までの累積排出量や1人当たりの高い排出量は、発展途上国の発展空間に多く割り込んでいる。そのためまず先進国から二酸化炭素の排出量を抑えるべきで、発展途上国が気候変動に適応するよう手助けするのは、先進国の回避できない義務であり、公約規定の義務を着実に実行する必要がある。また気候変動の速度を緩める方面で積極に行動するだけでなく、積極に資金や技術、能力などで支持するべきだ」

「チャイナネット」2009年4月24日

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