湖北省の一部地域は6日、雷雨、大風、ひょうに見舞われ、7県・市・区で被害が発生した。湖北省民政庁の8日付発表によると、同日午前10時時点の統計データによると、今回の災害で7市・県・区の住民62万4500人が被害を受けた。
湖北省民政庁救災処の担当者によると、襄樊市襄陽区、棗陽市、老河口市、保康県、高新区、随州市曾都区、黄岡市武穴市の7市・県・区は6日、風害とひょう害に見舞われたという。8日午前10時時点の統計データによると、今回の災害によって3人が負傷、654人が安全な場所に避難した。農作物の被害面積は3万5千ヘクタール、うち約4千ヘクタールは収穫量ゼロとなった。家屋の倒壊は230世帯574部屋、家屋の損壊は4652部屋に及んだ。
内モンゴル自治区赤峰市敖漢旗民政局によると、6月6日午後0時から0時30分にかけて、敖漢旗豊収郷東八家村で深刻な風害・ひょう害が発生した。一部耕地が被害を受け、一部村民の家畜小屋、食糧、化学肥料、飼料などが水浸しとなり、被害状況はかなり大きい。
大まかな統計によると、今回の災害で、東八家村の4つの村民グループ750人が被災した。被災した耕地面積は105ヘクタール、うち土壌の流失による耕地損失面積は4.7ヘクタール。浸水被害を受けた村民の住宅は23戸、うち14戸の被害状況は深刻だった。壊れたブタ小屋と鶏小屋は計35棟、汚水の流入した井戸は6基。穀物2万キロ、化学肥料2500キロおよび一部の家畜飼料が水浸しとなった。直接経済損失は49万5千元に上った。
「人民網日本語版」2009年6月9日 |