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中国、3分の2の都市が水不足 |
発信時間: 2009-06-22 | チャイナネット |
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第11期全国人民代表大会の財政経済委員会の汪恕誠・副主任委員は最新の「学習時報」で、中国では3分の2の都市が異なる程度の水不足の状況にあると指摘した。水不足の問題が今後、中国の経済と社会の持続可能な発展を制約する重要な要素になるという。 通常の年だと、全国で毎年400億立方メートル近くの水が不足、給水不足の都市は400カ所余り存在し、なかでも比較的水不足が深刻な都市は110カ所にのぼる。3分の2近くの都市で程度は異なるが水不足の状態にあり、干ばつによる農作物の被害は毎年平均1500万ヘクタール以上に達する。中国では1人当たりの水資源の量が少なく、さらにその分布がアンバランスなため、洪水や干ばつが頻繁に起き、水不足や水質汚染が深刻で、生態環境がもろい国となっている。 水不足の問題は、中国の経済と社会の持続可能な発展を制約する重要な要素となる。現在、地球の気候変動など極端な気候問題が頻発する状況において、水資源の安全問題はいっそう重要な問題となってくる。 「人民網日本語版」2009年6月22日 |
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