『ニュースと新聞ダイジェスト』は、中国の内需を促進する4兆元投資の最初のプロジェクトである福清原子力発電事業は初めて全請負形式を採用し、この事業は他の産業の4倍近い規模の投資を促進すると報道した。
福清原子力発電事業は4兆元投資の最初の事業として、投資規模や投資額が内需拡大にどれほどの作用を及ぼすかに注目が集まっている。中国原子力発電工業集団の余剣峰副総理はインタビューで、「投資額は約800億元で、6台のユニットが同時に建設される。この事業は地方経済の牽引や金融危機の影響に対して非常に大きな役割を果たすだろう」と話す。
推計によると、福清原子力発電事業は他の産業の4倍から5倍である3000億~4000億元の国内投資を推進し、就業のチャンスも増えるという。福清原子力会社はこの事業の着工で大学生150人を雇用し、来年には大学生220人を採用、また施工機関、出稼ぎ労働者、製造メーカなど、関連産業でも約3万人の就業の機会が提供される。
福建原子力発電事業の建設と運営には、中国で初めて請負形式が実施され、中国の原子力発電の大規模な発展を模索する新しい道である。余剣峰副総理はこう話す。「今の時点でこの事業の効率も事業の質も高い。私たちは次の段階の大規模な原子力発電の発展や建設人材などを育成し、この事業の人材確保の準備をしなければならない」
「チャイナネット」 2009年6月29日 |