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地球温暖化で祁連山の氷河が急速に縮小
発信時間: 2009-06-30 | チャイナネット

中国科学院国科学院寒区干ばつ区環境と工程研究所の劉時銀研究員の科学研究チームは、地球の気温上昇で祁連山の氷河の縮小が速まっていると発表した。

祁連山脈は甘粛省の河西回廊を横に貫く高い山脈で、地形は西高東低、南高北低。氷河分布の特徴は、東部より西部が大きく、北部より南部が大きい。関連資料によると、1975年頃の祁連山で発達した氷河は2859の1972.5平方キロメートルで、中国にある氷河の3.5%を占める945.375億立方メートルだった。

劉時銀研究員は衛星の遠隔探査などの観測データから、祁連山の氷河は1956年から2000年に8.2%減少し、その中でも黒河流域の減少率は最大の24.3%で、巴音郭勒河と大通河では10%以上、変化が最も少なかった哈拉湖は2.5%だったと説明する。

もう一人の専門家・陽勇さんは、祁連山の黒河源である西支野牛溝流域の氷河の変化について分析を行い、野牛溝流域の氷河面積は1956年から1973年で9.3%、1973年から2003年では18.2%減少し、氷河量は1956年から2000年で6億5000万立方メートル減り、20の氷河が消えたと明らかにした。

      

 

「チャイナネット」 2009年6月30日

 

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