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環境にやさしい火力発電所、中国独自開発で建設へ
発信時間: 2009-07-07 | チャイナネット

中国が初めて独自開発・設計・製造を手がける、石炭ガス化複合発電(IGCC)モデルプロジェクト「華能天津IGCC発電所」の建設が7日、天津臨港工業区で本格的に始まった。中国独自の知的財産権を持つ、世界最先端のクリーン技術を代表する「エコ石炭発電」計画が実質的な進展を遂げたことを意味する。「人民日報」が7日伝えた。

華能天津IGCCモデル発電所の建設は、「エコ石炭発電」計画の第一段階の要となるプロジェクトで、国家「第11次5カ年計画(2006潤オ10年)」の863計画の重大プロジェクトにも指定されている。一台目の25万キロワットの発電機には、華能が独自開発した知的財産権をもつ、二段式石炭ガス化炉が採用される。2011年に運転開始予定。

石炭ガス化複合発電(IGCC)は、現在世界で最も環境にやさしい石炭火力発電技術とされ、中国国内ではこれまで前例がなかった。華能緑色煤電有限公司のIGCCモデル発電所は完成後、国内で最も環境にやさしい石炭火力発電所となり、48%の発電効率、99%以上の脱硫効率が見込まれ、窒素排出量は従来の発電所の15-20%に低減できる。

「人民網日本語版」2009年7月7日

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