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国内初、超大型太陽光電池が量産へ
発信時間: 2009-07-24 | チャイナネット

国内初となる超大型の薄膜シリコン太陽電池の量産が、このほど始まった。この太陽電池は、新奥光伏能源有限公司が開発したもので、5.7平方メートルにもなる。米国やヨーロッパなど多くの国や地域に輸出される。このサイズの太陽電池は世界でみても少ない。新華社のウェブサイト「新華網」が23日伝えた。

太陽電池は、結晶シリコン電池とアモルファスシリコン電池の2種類に分類される。薄膜シリコン太陽電池を含むアモルファスシリコン太陽電池は結晶シリコン太陽電池に比べ、採光面積が広く、生産コストも低い上、弱い光で発電できるなど秀でたメリットがある。

新奥光伏能源有限公司製造センターの李洪文総経理によると、超大型の薄膜シリコン太陽電池は、採光面積が広く、変換効率は8%に達するほか、製品の主な原料にはガラスが使われ、1ワット毎に使われる結晶シリコンの量は結晶シリコン電池の1%程度で済むため、生産コストを大幅に削減できる。

「人民網日本語版」2009年7月24日

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