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国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)
発信時間: 2009-12-14 | チャイナネット

国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)

国連気候変動会議(正式名称「国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議」)が2009年12月7日から、デンマークの首都コペンハーゲンで開かれている。会議は18日まで開かれる。会議には192カ国の環境相や責任者が出席し、『京都議定書』の第1約束期間後の対策について話し合い、枠組み合意を目指す。これは『京都議定書』に継ぐ大きな意義を持つ世界気候枠組みであり、今後の気候変動に決定的な影響をもたらすことになる。また、同会議は「人類を救う最後のチャンス」とも言われている。

 

会議の主旨と目標

各国代表は、気候変動対策の新たな枠組み合意を目指し、この枠組みを『京都議定書』の第1約束期間後の取り組みとする。気候変動枠組条約(UNFCCC)のイボ・デ・ボーア事務局長の話によると、今回の会議では以下の4点で合意に達する必要がある。

1. 工業化している国の温室効果ガス排出量の削減目標。

2. 中国やインドなどの主要発展途上国がどのように温室効果ガスの排出を抑制するか。

3. 発展途上国の温室効果ガスの排出削減、気候変動の影響への対処における経済的援助。

4. これらの資金の管理方法。

 

「チャイナネット」 2009年12月14日

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