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チベット初の大型水力発電所を建設
発信時間: 2010-11-15 | チャイナネット

                        美しいヤルンズアンボ川

 

中国水電八局の14日の情報によると、「天の河」と呼ばれるチベット自治区を流れるヤルンズアンボ川では12日、初のせき止め工事が行われ、蔵木水力発電所のプロジェクトが主体工事の段階に入った。

青蔵高原を源流とするヤルンズアンボ川は、世界で標高が一番高い河川で、水量も多く落差が大きいため、水力資源には非常に恵まれている。蔵木水力発電所はヤルンズアンボ川の中流に建設されることになっており、総投資は約79億元(約980億円)、総容量は51万キロワット、チベット自治区としては初の大型水力発電所だ。最初のユニットは2014年に発電を始め、チベット中部地域の電力不足を大いに緩和することが期待されている。

「蔵木水力発電所」はチベットの「第11次5カ年計画」の重点項目であり、チベットの電力発展史では、10万キロワットから50万キロワットのレベルの水力発電所が代表的なプロジェクトだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年11月15日