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湖北 洪湖湿地が70年に一度の大干ばつ
発信時間: 2011-05-26 | チャイナネット

捕れる魚がなくなり、船の上で寝る漁民(5月24日撮影)

漁民の史才中さんは5月24日午後、魚を売るために船を洪湖の岸辺に進めた。大小異なる魚がかごいっぱいに入れられているが、史さんに笑顔はない。100ムー(1ムーは6.667アール)以上の湖で育てた魚は干ばつで全て死んでしまい、史さんはそれを引き揚げ、損失を少しでも減らすため、臭くなる前に飼料用に売っている。

続く干ばつは、3000世帯以上の洪湖の漁民の生活に影響を及ぼしている。「魚米の郷」と呼ばれ人々を喜ばせてきた洪湖は今、70年に一度の干ばつに見舞われ、50万ムー以上あった湖は3分の1減り、水深は深い所でもわずか30センチメートルとなっている。湖底の広範囲が干上がってひび割れ、囲いが残っているだけだ。洪湖湿地自然保護区管理局によると、洪湖の生態湿地が元に戻るまでに少なくとも10年はかかるという。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月26日

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