蓬莱19-3油田のＢプラント（９月２日に撮影）

中国海洋環境監視観測船隊・北海分隊の林芳忠副総隊長は渤海湾の原油流出事故現場の視察を前にした1日、コノコフィリップス社が先日提出した総合報告について、国家海洋局が衛星、航空機、船舶、水中無人調査ロボットなどによる全面的な査察を行ったことの結果、コノコフィリップス社は「原油除去」と「原油流出の防止」二つの義務を徹底的に完成できていないと認定したため、蓬莱19-3油田のプラントにおける生産は全面的に中止と要請する。

記者は中国海監船15号で蓬莱19-3油田の原油流出事故の現場に着き、状況を探っていたところ、付近での海域では依然として原油流出の兆しが見られるという。